「入門 信頼性工学」第3章~第4章
福井泰好「入門 信頼性工学(第2版)」森北出版 の読後メモ。 設例について、Python [Google Colaboratory]による演算処理例を示す。 3章 信頼性工学の概要 p47 図3.6 故障率λ (処理手順) ワイブル式より、DFR・CFR・IFRの各分布を計算 上記分布を合算(観測される故障率λの分布) (コード) 故障率kのグラフ と同じ 赤色実線:観測される故障率λ曲線(バスタブ曲線) 青色点線:DFR分布 橙色点線:CFR分布 赤色点線:IFR分布 p47 図3.6 確率密度f (処理手順) ワイブル式より、DFR・CFR・IFRの各分布を計算 上記分布を合算(観測される確率密度fの分布) (コード) 確率密度fのグラフ と同じ 赤色実線:観測される確率密度f曲線 青色点線:DFR分布 橙色点線:CFR分布 赤色点線:IFR分布 p47 図3.6 信頼度R (処理手順) ワイブル式より、DFR・CFR・IFRの各分布を計算 上記分布を合算(観測される信頼度Rの分布) (コード) 信頼度Rのグラフ と同じ 赤色実線:観測される信頼度R曲線 青色点線:DFR分布 橙色点線:CFR分布 赤色点線:IFR分布 p52 例題3.1(1) 総試験時間 定数打切り方式 (処理手順) 寿命試験結果のデータを設定 同データを、指定個数分(故障が発現済み)/未発現に区分 故障が発現済み:寿命時間を加算 故障が未発現:指定個数の最長寿命 × 未発現データ個数 各区分の計算結果を合算 time_list = [45,53,55,61,65,67,70,71,74,75] # 寿命試験結果 f_num = 4 # 故障数 t_list = sorted(time_list) # 昇順に並び替え # 故障が発現済み confirmed = t_list[:f_num] con_sum = sum(confirmed) # 故障が未発現 residual = len(t_list)-len(confirmed) res_sum = confirmed[-1] * residual # 総試験時間Tc total = con_sum + res_sum print(f'定数打切り方式(故障数{f_num}個)での総試験時